『齋藤孝の速読術』読書メモ

どんな本だったか

  • 齋藤孝氏の読書のやりかた伝授本。
  • この人うさんくさいっぽいけど、たしかにすごいかもしれない。
  • 速読、をうたっているし、現に速読のやり方的な話もあるけれど、要は「読書のやり方」
  • それなりに国語が得意な人は、第一講、第二講は無駄だと個人的に思う。

まとめ

  • SHIROBAKOのおじいさんアニメーターの言葉を思い出した。
    「技術は歳を食ってからでも身につけられるが、早さは若いときにしか身につかない」

  • 最小限の労力で、最大限に読書効果をあげるためにはどうするか?

    • 最後まで読み切る必要はない
    • 二割読んで理解
    • 本を読み切ることよりも、大事なことを見つけることを意識。
    • キーワードをきちんとみつけること
    • 文章をブロックで捉えること
    • 本一冊に対して必ず一つは引用文(引用したいとおもえる文)を見つけること

個人的主観

こんなこと、よく考えたら大学受験の現代文の問題でいくらでもやったことじゃねえか、と思うことが多かった。 本を読むこと自体が昔から好きで、とても丁寧に文章を読む癖があった。一方で、現代文の問題を解くのも、得意だった。 これから、もっともっと沢山の本を読んでいかなければならない仕事についているのだから、現代文的な読み方の方にシフトしなきゃな、って思った。

でも多分小説は本文で述べられているような読み方をしないと思う。

本の中では主に論説、小説、雑誌?みたいなものについて言及されているけれど、技術書を読むときの違いってなんでしょうね。

技術書にも概念の提示系と、技術の解説、方法の提供系があるけど、前者は概ねこの本で得られる方法で問題ないように思う。教科書的なものに関しては、サンプルコードとか、どれぐらい触るのが正解だろうね?

言語仕様とか覚える局面では基本的な言語のハンドリングは全部覚えてしまわなきゃいけないけど、 フレームワーク触る系は、サンプル触らずに全部一旦舐めてしまったほうがいいんだろうな。スクラッチで組むために準備した本ではなければ。

学生時代、数学書を読むときに、無駄に数学者に羨望を抱いていた私はどんどんyak shaving的になっていってしまっていたけれど(完全に今もその癖は治っていない)、概念は入れ続けて、わかるときに、わかる。って感じなんだろうな。 数学だって一本道じゃなかったわけで。わかるところから少しずつコツコツと。

目次

第1講 何をどこまでめざせばいいのか―速読・多読の目標

第2講 勇気をもって飛ばし読み―二割読書法とは何か

第3講 誰でも今すぐできる速読術

第4講 速読上級者用プログラム

第5講 速読を生活にうまく組み込んでいく方法

印象に残ったキーワード

第1講 何をどこまでめざせばいいのか―速読・多読の目標

  • キーワードに赤のボールペンでどんどん印を付ける
  • 三色ボールペン読書法
  • 早く読みつつ、必要な情報だけ得られるようにすることが大事
  • [自分]インデックスをはる。
  • 「本を読む」のが偉いのではなく、その本を読んで「頭の良さにつなげる」ことが目標。

  • 逆算式読書法

    • アウトプットを意識して
    • 誰にこの本の感想を伝えたいか?
  • 期間限定、場所限定で本をよむ

    • 買ったその日が一番モチベーション高い
    • 概念をその場で使ってみる
  • 情報処理ではなくコミュニケーションのための読書

    • 話のネタが増えるといろいろいい
    • 著者に会うつもりで読む
    • 引用するつもりで

第2講 勇気をもって飛ばし読み―二割読書法とは何か

  • 本で述べられる重要な概念、キーワードみたいなものは、帯とかまえがきにも出ているはず。  - 立ち止まらずに読むけれど、なるべくインデックスを強く貼るための準備をしていく  
  • 話が変化するところに注目する

    • くそあたりまえ
    • ー>できるのか?
  • 文章を起承転結を意識して要約しようとする

    • くそあたりまえ
    • ー>できるのか?
  • 本に当たるときに、斜に構えない。

    • 大事。
    • 絶対的指標で図らず、相対的に、その本空間の内実を知る。
  • ルーペ感覚

    • 早くよむけど、大事なところはきちんとフォーカスして。
    • 引用ベスト3を出せるとイイ!!!!

第3講 誰でも今すぐできる速読術

  • 本を一冊で考えるのではなく、何らかのまとまりを持った何冊かの本で捉える。

    • ー>コンテクストを意識する
  • 本は汚しながらよむ

    • キーワードを飛び石にしてよむ
    • キーワードにまるをつけて
    • ー> 訓練としては良い。個人的にはあとでその本転売するかも、的な事を考えるとなんとも。

自分のために本一冊に付き、引用文を必ず一文選ぶ癖をつけたほうがいいでしょう。一文だけでも引用できれば、もう勝ったも同然。後の内容は皆忘れてしまっても、その本を読んだという意味が残る。

  • 目次のいい本を買うという原則

    • 基本書を一冊決め、その目次を拡大コピーして、書込したりしながら記憶の定着をはかる。
    • はじめのインデックスは、大事。
    • これいいかも。
  • 同時並行で読み、読めないリスクを分散させる

第4講 速読上級者用プログラム

  • 左手でめくりながらテキトウに読む

    • ー>どうなの笑
  • 文章をブロックで捉える感覚

    • 大事。
  • 単語の樹形図で推測力を鍛える

    • めんどい。たぶんやらない。

「本を読んだ」とは、「結局、どういうこと?」と聞かれたら、「こういうことです」と即座に答えたり、「なぜ、そう言えるの?」と言われたら、「こうだからです」と明快に返せることです。

  • 小説はツッコミをいれながら

    • 同調しながら読む
    • メイキングに注目して読む
      • どうしてこう描いたのか、を考える
  • 評論は仮想敵国は何かを考えながら読む

  • バーチャル著者対談

    • 著者に会うつもりで。何話すよ?

第5講 速読を生活にうまく組み込んでいく方法

  • 読書を個人的な作業にしてしまわない

    • 対談形式のすすめ
      • すげー奴ら同士の話の展開は面白い
  • どんな時に読書するのか

    • テレビみながらでも
    • 仕事しながらでも
    • とにかく読んでなくても活字おってりゃいい
  • 金に糸目を付けない

    • 大事。
  • 本を読むことと呼吸法をセットにする

    • 呼吸はゆっくりでも、脳と目が早く動く
  • アレクサンダー・テクニック

    • ここで出てくるとは。笑
  • 本を雑誌風にして読んでしまう

    • 自分でカギ括弧とか吹き出しとかつけちゃう